合体補強

合体補強 
写真のやや左。金属の太い縦溝が、エキスパンションジョイント。
ここを境に、建物は構造的に縁切れ。つまり、これは2棟で構成された建物。
 
最初は右の旧館だけを補強する提案。しかし、費用対効果が見込めずNG。
そこで、比較的規模の大きい左の新館に依存する補強へ。
地震時のみ床を連結する金物を使って、旧館のねじれを補正。
 
いじると面倒なサッシ周りを避け、200回以上の収れん計算の結果、
5箇所のそで壁補強で、本社ビル全体の耐震補強が1000万円近くで実現。

PAGE TOP